《1月》
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●1月25日
富津市の鬼泪山(きなだやま)国有林の山砂採取計画に反対する地元住民ら約80人が同市湊の市民会館で「鬼泪山の国有林を守る市民の会」(岩崎二郎会長)の結成総会を開いた。総会では「国有林は私たちの共有財産で、地権者である市民の同意もなく私物化し、復元不可能な自然破壊を行うことは納得がいかない」とする声明を採択。岩崎会長は「皆さんの知恵と力で鬼泪山を守っていきましょう」と訴えた。関連ページ
●1月27日
富津市の鬼泪山国有林の山砂採取計画をめぐり、事業の妥当性などを話し合う県土石採取対策審議会(土石審)が千葉市中央区の県自治会館で開かれた。会長に就任した千葉工大の渡辺勉教授は、「千葉県では古くから砂利採取が行われ、良質な山砂を提供してきた。ただ、環境保全は重要な課題であり、この審議会で議論を深めていきたい」とあいさつした。
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●2月5日
松戸市幸谷の「関さんの森」近くを通る道路計画で、市側と地権者が基本合意し、市役所で調印式が行われた。地権者側が提案していた、関さん宅の敷地を迂回(うかい)する案をもとに建設が進められることとなった。
●2月8日
三番瀬の埋め立て計画をめぐる事前漁業補償で、「三番瀬公金違法支出判決を活かす会」(牛野くみ子・中丸素明・櫻井英博共同代表)が市川市内で報告集会を開催。→関連ページ
●2月10日
富津市の「鬼泪山の国有林を守る市民の会」(岩崎二郎会長)が佐久間清治市長を訪ね、地元首長として山砂採取に反対の意思を表明するよう要請した。
●2月24日
富津市の鬼泪山国有林で浮上している山砂採取計画について、地元住民でつくる「鬼泪山の国有林を守る市民の会」(岩崎二郎代表)が計画の不許可を求める要望書を堂本暁子知事に提出した。
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●3月29日
三番瀬保護団体などが八千代松陰高校演劇部による「船橋三番瀬物語 飯(めし)盛り大仏」を船橋市宮本公民館の「三百人劇場」で上演。→関連ページ
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●4月18日
千葉県自然保護連合が「南房総の山砂採取をめぐる諸問題」と題した講演会を習志野市谷津公民館で開催。→関連ページ
●4月25日
「ムダな公共事業の徹底見直しを実現する全国大会」が東京で開かれた。主催は、道路、ダム、埋め立てなどの問題にとりくむ市民団体で構成する実行委員会。参加者は180人。千葉県自然保護連合と千葉の干潟を守る会も賛同団体に加わった。→関連ページ
●4月27日
千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会、千葉県自然保護連合の3団体が県の自然保護課長に対し、平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書に関する勉強会(説明会)の開催を求める要望書を提出。→関連ページ
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●5月1日
千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会、千葉県自然保護連合の3団体が三番瀬評価委員会に対し、平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書の評価を求める要望書を提出した。→関連ページ
●5月8日
「鬼泪山現地調査ゆっくりウォーク」が開かれた。このイベントは、山砂採取が問題になっている鬼泪山国有林(富津市)の現地学習会を兼ねて企画された。主催は「ふわくハイキングサークル」。→関連ページ
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●6月1日
千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会、県自然保護連合などは、三番瀬鳥類調査報告書に関する自然保護課の説明会に出席し、同課の見解や姿勢をただした。→関連ページ
●6月2日
エコテック産廃処分場に関する県の許可取り消しを命じた東京高裁判決に対する上告期限を翌日(3日)に控え、産廃反対東総住民連絡会の住民20人が県に上告断念を要請した。→関連ページ
●6月3日
産廃処理業者「エコテック」が旭市などに計画している最終処分場について地元住民が県知事許可の取り消しを求めて起こした訴訟で、県は住民側の訴えを認めた控訴審判決を不服として上告した。
これに対し、銚子市、旭市、東庄町の周辺住民で構成する産廃反対東総住民連絡会は、「一審、二審で敗訴しながら、県のメンツにこだわった理由で上告したことに、いつまで住民を苦しませるのかと腹立たしい気持ちでいっぱい」などとする声明を発表した。→関連ページ
●6月5日
富津市にある鬼泪山国有林の山砂採取問題で、「鬼泪山の国有林を守る市民の会」、「安房・鬼泪山国有林を守る会」、「鬼泪山『国有林』の山砂採取に反対する連絡会」の3団体が県と交渉した。→関連ページ
●6月12日
「三番瀬を守る署名ネットワーク」と「三番瀬公金違法支出判決を活かす会」が三番瀬のラムサール条約登録などで県と交渉。→関連ページ
●6月18日
6月定例千葉県議会の代表質問で大野博美議員(市民ネット・社民・無所属)が三番瀬のラムサール条約登録問題などをとりあげた。→関連ページ
●6月19日
6月定例千葉県議会の代表質問で小松実議員(共産党)が、一般質問で田中明議員(民主党)が三番瀬のラムサール条約登録問題などをとりあげた。→関連ページ
●6月20日
千葉の干潟を守る会などの三番瀬保護団体(8団体)と日本湿地ネットワーク(JAWAN)が「沖縄の海を守ろう!〜サンゴの海 泡瀬干潟」と題した緊急報告会を開催。→関連ページ
●6月22日
千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会、千葉県自然保護連合の3団体が「平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書」に関する質問書を森田知事あてに提出した。→関連ページ
●6月25日
千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会、千葉県自然保護連合の3団体が「三番瀬評価委員会」の全委員に対し、「平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書」を評価してほしい旨の要望書を提出。→関連ページ
●6月29日
市川市が三番瀬・猫実川河口域(市川側海域)を人工海浜にすべきと主張している問題で、三番瀬保全8団体が市長に話し合いの申入書を提出した。→関連ページ
《7月》
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●7月6日
「平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書」に関する3団体の質問状に対し、県自然保護課長が回答した。→関連ページ
●7月9日
三番瀬保全8団体と日本湿地ネットワーク(JAWAN)が、三番瀬の保全問題で環境大臣に要望書を提出した。→関連ページ
●7月19日
「鬼泪山の国有林を守る市民の会」(岩崎二郎代表)が、地元の富津市内で署名活動をおこなった。→関連ページ
《8月》
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●8月1日
「親子で三番瀬の生き物を見つけよう」と題した親子観察会が、ふなばし三番瀬海浜公園前の干潟でおこなわれた。→関連ページ
●8月11日
市川市長が三番瀬の人工干潟化などを求める要望書を県知事に提出した問題で、「三番瀬を守る連絡会」(千葉の干潟を守る会など8団体で構成)が市川市と話し合い(交渉)をおこなった。→関連ページ
《9月》
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●9月2日
三番瀬再生会議の第28回会合が船橋市のきららホールで開かれた。主な議題は、平成22年度の三番瀬再生事業の方向性。→関連ページ
●9月10日
松戸市と地権者が迂回(うかい)させることで合意した同市幸谷の「関さんの森」わきの道路計画について、具体的な内容が固まり、双方が覚書に調印した。その結果、市は土地収用法に基づく裁決申請と土地明け渡し裁決の申し立て業務を中止した。
●9月18日
富津市の鬼泪山(きなだやま)国有林からの山砂採取に反対する「鬼泪山の国有林を守る市民の会」(岩崎二郎代表)が、同国有林の山砂採取の不認可を求める署名を県知事に提出した。→関連ページ
●9月28日
千葉の干潟を守る会、県自然保護連合など三番瀬保全団体が三番瀬漁場再生事業のあり方で県水産局に質問した。→関連ページ
《10月》
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●10月30日
「平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書」を県(自然保護課)が大幅に修正した。→関連ページ
《11月》
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●11月11日
千葉の干潟を守る会、県自然保護連合、三番瀬を守る会など三番瀬保全8団体は、三番瀬・猫実川(ねこざねがわ)河口域の人工干潟化をしないよう求める申入書を県知事に提出し、担当部局と交渉した。人工干潟化を求める請願書が9月定例県議会で採択されたことを受けてのもの。→関連ページ
●11月17日
富津市の鬼泪山国有林からの山砂採取事業について、県土石採取対策審議会(土石審)の委員が3カ所を現地視察した。
●11月26日
「鬼泪山『国有林』の山砂採取に反対する連絡会」が同国有林の山砂採取問題で県と交渉した。→関連ページ
●11月29日
「鬼泪山国有林の山砂採取を考える市民講座」と題した講演会が君津市生涯学習交流センターで開かれた。主催は、「鬼泪山の国有林を守る市民の会」(岩崎二郎代表)。→関連ページ
《12月》
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●12月24日
超党派の国会議員で構成する「公共事業チェック議員の会」(松野信夫会長)が三番瀬を視察した。視察に参加したのは、松野信夫会長(民主党、参院議員)、大河原雅子事務局長(民主党、参院議員)、若井康彦衆院議員(民主党、千葉県13区選出)など。今回の視察は、三番瀬保全9団体で構成する「三番瀬を守る連絡会」の要請によるもの。→関連ページ
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