放射性廃棄物搬入中止を県が勧告
〜観測井戸で塩化物イオン濃度が急上昇〜
恐れていたことが起きました。放射性セシウムを含んだ汚泥や焼却灰を埋め立てている民間産廃処分場で漏水の恐れがでてきたのです。
県の調査で観測井戸の塩化物イオン濃度が急上昇しました。そのため、県は(2012年)1月31日、放射性廃棄物の搬入停止を勧告しました。
この処分場は民間会社「新井総合施設(株)」が運営する「君津環境整備センター」です。君津市の怒田(ぬだ)にあります。木更津、君津、富津、市原各市の35万人の水道水源地です。そのため、住民が「放射性物質から生命(いのち)を守る市民の会」を結成し、搬入中止を求める署名や行政交渉などをすすめています。
「市民の会」は3月2日、放射性廃棄物搬入の完全中止を同社に申し入れることにしています。
君津環境整備センター=新井総合施設(株)のホームページより
★関連ページ
- 原発事故のツケを住民に回すな!〜「市民の会」が東電・産廃業者に要請(2012/2/16)
- セシウム汚染汚泥・焼却灰を水源地に入れるな!(山田周治、2012/1)
- 水道水源地に放射性廃棄物を埋め立て〜君津市の産廃処分場を見学(2011/12/12)
- 放射性廃棄物搬入中止を求める集会に120人〜君津で「放射性物質から生命を守る市民の会」結成(2011/11/8)
- 放射能汚染物の投棄をやめさせよう〜小櫃川の水を守る会が講演会(2011/8/28)
このページの頭にもどります
「ニュース」にもどります
「放射性廃棄物搬入」にもどります
トップページ | 三番瀬 | 産廃・残土 | ニュース | 自然・環境問題 | 房総の自然 |
環境保護団体 | 開発と行財政 | 催し物 | 自然保護連合紹介 | 書籍・書評 | リンク集 |