放射性廃棄物搬入中止を県が勧告

〜観測井戸で塩化物イオン濃度が急上昇〜




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 恐れていたことが起きました。放射性セシウムを含んだ汚泥や焼却灰を埋め立てている民間産廃処分場で漏水の恐れがでてきたのです。
 県の調査で観測井戸の塩化物イオン濃度が急上昇しました。そのため、県は(2012年)1月31日、放射性廃棄物の搬入停止を勧告しました。

 この処分場は民間会社「新井総合施設(株)」が運営する「君津環境整備センター」です。君津市の怒田(ぬだ)にあります。木更津、君津、富津、市原各市の35万人の水道水源地です。そのため、住民が「放射性物質から生命(いのち)を守る市民の会」を結成し、搬入中止を求める署名や行政交渉などをすすめています。
 「市民の会」は3月2日、放射性廃棄物搬入の完全中止を同社に申し入れることにしています。


君津地域の放射性廃棄物埋め立て地









君津環境整備センター=新井総合施設(株)のホームページより



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