三番瀬を守るため、署名活動などを旺盛に展開
1993年3月、地元船橋市で三番瀬をアピールするためのビデオをつくる会が発展して、三番瀬を守る会を結成した。
1996年7月、当会と「千葉の干潟を守る会」「千葉県野鳥の会」が中心となって「三番瀬を守る署名ネットワーク」を結成し、三番瀬埋め立て計画の撤回を求める署名活動を意欲的に行っている。98年4月14日(干潟の日)に沼田武千葉県知事に署名を提出した。
会の具体的な活動は次のとおり。
- 97、98年に、藤代船橋市長と話し合いを3回おこなって、地元三番瀬の保全を訴えた。また、大木前環境庁長官とも面談し、三番瀬の保全を訴えた。
- 会報『三番瀬だより』を年6回(2カ月に1回)発行し、会員に活動内容を知らせるとともに、他団体にも活動内容や会の主張を知らせている。
- 船橋駅頭や船橋市産業まつり、船橋海浜公園のなぎさなどで署名活動を年10回ほど行った。
- 独自に作成した三番瀬の絵はがきを販売することで、三番瀬を知らせると同時に、会の活動資金としている。
- 「三番瀬を守る署名ネットワーク」のよびかけ団体として、「“みんなの干潟 三番瀬”春の大集会」や「宇井純と語ろう」などの行事に積極的にかかわり、行事を成功させた。
- 毎月第1日曜日に「千葉県野鳥の会」などと三番瀬自然観察会を行い、広く市民に三番瀬の自然のすばらしさを知らせている。
千葉県の東京湾・三番瀬の埋め立て計画(京葉港2期、市川2期埋め立て計画)は、98年から99年にかけて計画見直しと再策定という重要段階を迎えようとしています。三番瀬を守る会は、これからも東京湾の原風景をとどめる地元地域の海辺“三番瀬”を守るため、実践的、行動的に活動をしていきますので、会員外の方もご協力ご支援をお願いします。
(1998年12月)
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